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こんにちはMasaユナイテッドです。
今回はユナイテッドのNo.23 本格覚醒が待たれる左SB
を紹介します!
以下項目です。
①プロフィール
選手名:ルーク・ショー
生年月日:1995年7月12日
国籍:イングランド
身長:181cm
ポジション:LSB,LCB
背番号:23
チームキャリア:サウサンプトン(12-13~)→ユナイテッド(14-15~)
利き足:左
契約終了年:2023年6月30日
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ロンドン南西部、キングストン・アポン・テムズ王立特別区で生まれたルーク・ショー。幼少期はジャンフランコ・ゾラに憧れるチェルシー信者として育ちました。8歳の時にはギルフォードにあるチェルシーの養成所でプレー経験がありますが、「小柄過ぎる」という理由でアカデミーには加入できませんでした。
2003年、9歳の時にサウサンプトンのユースチームに加入。2012年FAカップのミルウォール戦でトップチーム・デビュー。この時17歳でした。12-13シーズンプレミア昇格を果たしたサウサンプトンでチーム最年少プレミアデビューを飾っています。レギュラーとしてプレーした12-13シーズンはプレミア25試合に出場しました。
続く13-14シーズンは35試合2A(プレミア)の成績を残し、2014年4月にはPFA年間最優秀若手選手候補の1人に選ばれます。受賞は叶いませんでしたが、PFA年間ベストイレブンに選ばれました。
2014年6月27日、ショーは推定3000万ポンドという10代の選手としては破格の移籍金でユナイテッドに加入します。しかし加入早々ハムストリングを負傷。14-15シーズンはリーグ戦わずかに16試合の出場にとどまります。15-16シーズンは期待が大きかったですが、9月15日のCLグループ・ステージのPSV戦でエクトル・モレノのスライディング・タックルを受け足を複合骨折。復帰まで11ヶ月を要する大怪我でした。
17-18シーズンはモウリーニョに冷遇されリーグ戦11試合のみ。18-19シーズンにようやくコンスタントに出場機会を与えられ29試合1G4Aを記録します。そして19-20シーズン、今年こそはと意気込んで臨みましたが3節で負傷。5月現在で公式戦26試合1G2Aという成績です。
②プレースタイル
2-1ストロング・ポイント
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ショーの強みは戦術的柔軟性です。ラッシュフォード、マルシャル 、ポグバ など、左偏重になりがちなユナイテッドの攻撃陣を後ろから支え、時には自ら前線に飛び出していき、サイドでの数的優位を作ります。大外のレーンだけでなく、インサイド・レーンへの走り込みができるのも効果的。
更に、ビルドアップ時にはサイドで「逃げ口」としての役割をこなし、カウンターを受ける時はCBの様に最終ラインにいち早く戻って対応できます。持ち前の機動力を活かして攻撃的なSBとしても、守備的なCBとしても振る舞えるのがショーの最大の強みでしょう。
フィジカルの強さを活かしたスタンディング・タックルにも定評があります。181cmですがヘディングもまずまず強いですね。
戦術理解度の高さから3CBシステムにも対応できてきたので、ますますスールシャール監督にとっても頼もしい存在になっているはずです。
2-2ウィーク・ポイント
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そんな成長著しいショーですが、クロスの精度はあまり高くありません。中で合わせる選手がいないのもありますが、高い位置まで上がる事の多いショー。クロスの精度が上がれば大きな武器になると思います。19-20シーズンはクロス成功率が15%。ワン=ビサカが12%。ブランドン・ウィリアムズは22%です。
もちろんSBだからって必ずしもクロスが得意である必要はないですが、アシスト数も物足りないですね。(19-20プレミアは0アシスト)決してパス自体が下手という訳ではないので、もっと前線とのコンビネーションを磨いて自分の狙っているプレーを理解してもらう必要がありますね。
2-3課題
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ショーは19-20シーズン最も飛躍が期待された選手だったと思います。しかし3節のクリスタル・パレス戦でハムストリングを怪我し、そこから10試合欠場。飛躍のチャンスを逸してしまいます。その間にブランドン・ウィリアムズが現れ、一時期ショーの立場が危うくなりました。復帰後は良いパフォーマンスで信頼を勝ち得ていますが、15-16シーズンのCLの大怪我といい、怪我のせいでいつまでも成長が突き抜けない感じがします。怪我に強い肉体をつくることは重要な課題です。
モウリーニョに激しく叱責されたメンタル面や練習態度は改善されたように思いますが、たぶん性格的に“緩い”んでしょうね(笑)。発破を掛けないとすぐ自分に甘くなってしまうのかもしれません。完全に憶測で書いてますが...。スールシャールにも一時期「ショーよりブランドンの方が上」って言われていたのでそんな感じがします。あと体型(笑)。すぐぽっちゃりになってしまいますしね。
③エピソード
・ショーはユナイテッド加入時の14-15シーズンはエブラの後継者として背番号3を付けましたが、次のシーズンには23番に変更しています。23番はサウサンプトン時代につけていた番号で本人は「とても居心地の良い番号なんだ。引退までこの番号でいきたいね。」と言っています。ちなみに14-15シーズン23番を付けていたのはトム・クレバリーでした。
・モウリーニョ前監督は、度々ショーを公の場で批判してきました。2018年3月のFAカップのブライトン戦では、前半のみで交代させられた上に、「ショーのパフォーマンスに満足できなかった」と公に発言。ハーフタイム中、ロッカールームでショーはモウリーニョに「なぜあなたはいつも僕をやり玉にあげるんだ」と感情的になっていたと報道されました。
・そんなモウリーニョに対して、ショーは「みんなはジョゼがこのクラブで何をしたか、すぐに忘れてしまうかもしれない。でも、彼は3つのトロフィーを獲った。多くのことをしてくれたんだ」と大人な発言。当時、私はショーへの風当たりが強すぎて、モウリーニョを好きになれませんでしたが、今思えばこの経験がショーを成長させたのは間違いないんですよね。本当にショーが嫌いだったのか、育成のためだったのかは今となってはわかりませんが、解説者になったモウリーニョは、「マグワイアはショーのカバーに奔走することになるだろう。」と言っていました...。
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・2020年1月のリヴァプール戦で0-2で敗れたユナイテッド。この試合「Sky Sports」で解説していたロイ・キーンは古巣の醜態に激怒。その矛先はなぜかウォーミングアップでショーがかぶっていた帽子でした。(下動画35秒~)ただのニットキャップなのですが、恐らく「大一番を前に防寒なんかしてるんじゃね~!」ってことだと思いますが、ショーってパワハラを喰らいやすいオーラが出てるんですかね??
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"The nearer we're getting to kick off, the more worried I'm getting. Watching the players getting warmed up with their silly hats."
— Sky Sports Premier League (@SkySportsPL) January 19, 2020
Roy Keane says he's concerned at the apparent mindset of the Manchester United players. pic.twitter.com/SoGEhBmy5a
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・18-19シーズンまでユナイテッドに在籍していたロメロ・ルカク。夏のキャンプ中にツイッターでユナイテッドの選手のランニングスピードのデータを公開しました。ショーは下位の成績だったので、それをバラされて不満を露わにしていましたが、その後インテルに移籍したルカクがCLで敗退し、ユナイテッドと同じELに転落してきたことに対して「おかえり」とツイートしてやり返しました。インテルに移籍してもELに戻ってきたねという皮肉的なニュアンスです(笑)。
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Welcome back 😉 https://t.co/Q07D1SwHGZ
— Luke Shaw (@LukeShaw23) December 10, 2019
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・度々太っていると批判されるショーですが、本人曰く「世間は僕が太ったということが出来る。だけど、自分の体についてわかっているよ。大きく見えるのは、もともと体が大きいからだ。ウェイン・ルーニーのようなタイプなんだよ」との事で【太っていない】という事だそうです。
・そんなユーモアのセンスがあるショーですが、2015年に負った足の大怪我では、足を切断する恐れもありました。PSV戦で負傷したショーは治療のため飛行機でイギリスに帰ろうとしたようですが、もし実行していれば血栓や腫れなどで足を切断することになっていたかもしれなかったそうです。
・ショーにはAnouska Santosさんというガールフレンドがいます。まだ結婚はしていないようですが、パーティーなどでは同伴で出席していますし、女の子も授かっています。実はスールシャール監督就任は彼女がショーに伝えたそうです。ショーはシャワーに入っていて携帯をチェックしていなかったと言っていました。
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・19-20シーズン、ショーは38回のブロック成功数を記録しており、これはチーム3位の成績です。中でもパスブロックは31回を記録しています。(1位ワン=ビサカ、2位フレッジ)
👿まとめ
いかがでしたか?
怪我さえなければ、とっくにワールドクラスのSBになっていてもおかしくないショー。本当に悔やまれますが、まだ24歳なんですね。若くしてデビューしているので、もう少し上のイメージですが、これから覚醒する可能性は大いにあります。
最近では本当に頼もしく感じています。ブランドン・ウィリアムズの突き上げはありますが、これからの活躍に期待しましょう。
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