マンチェスター・ユナイテッド大学

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【19/20PL第37節】マンチェスター・U vsウェスト・ハム・U 5つのポイント

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こんにちはMasaユナイテッドです。

 

プレミアリーグ第37節、オールド・トラッフォードウェスト・ハム・ユナイテッド(ハマーズ)と対戦したユナイテッド。

前半終了間際のハマーズのFKの場面で、デグラン・ライスの強烈なシュートに対してポグバがボックス内でハンドを犯しPKに。これをアントニオがしっかり決めてハマーズが先制に成功します。負けは許されないユナイテッドは後半51分グリーンウッドのゴールで同点としますが、そこから両者決められず。1-1のドローに終わりました。

詳細はユナイテッド公式サイトを参照下さい。

www.manutd.com

前節のレビューはこちら

manchesterutddaigaku.hatenablog.com

 

今回はこの試合を5つのポイントで振り返ります。

 

以下項目です。

👿ラインナップ

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ユナイテッドvsハマーズ ラインナップ

ベンチメンバー
ユナイテッド:ロメロ、ワン=ビサカ、ダロト、フレッジ、マクトミネイ、マタ、ジェームズ、リンガード、イガロ
ハマーズ:ランドルフバルブエナ、マスアク、ヤルモエンコ、アンデルソン、コベントリー、ランシーニ、ウィルシャー、アレ

①グリーンウッド

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まず最初のポイントは脅威の18歳グリーンウッド

この試合値千金の同点ゴールを上げたグリーンウッド。今季のリーグ戦では二桁得点となる10ゴール目、全コンペティションでは17ゴール目になりますが、ハマーズ戦のゴールが最も重要なゴールとなりました。これでリーグ戦の18歳以下の選手のゴール記録でウェイン・ルーニーを抜いてロビー・ファウラーの記録に並びました。

前節のパレス戦では疲労の色が濃く、FAカップチェルシー戦では56分からの出場で少し休めた形だったグリーンウッド。今節は攻撃陣の中で一番動きがシャープでした。同点ゴールはマルシャルとのパス交換で、ディフェンダー3人に囲まれる狭い中、一瞬フリーになり素早し振りのシュートを決めましたね。細かいパス交換で、相手の動きを止めたのはまるでバルサのゴールシーンのようでした(笑)。

今節のグリーンウッドはポジショニングが良かったです。エアポケットに顔を出して味方のパスを引き出す動きをしていました。パスの出し手が気付いてなかったり、ブルーノのように精度が悪くグリーンウッドに渡らなかったり、マルシャル、ラッシュフォードのように自分で打ってしまったりしていましたが、味方に使われる動きは上手くなっている印象。

リーグ戦ではマルシャル、ラッシュフォードの17得点に続いての10ゴール・オーバーですが、シュート・センスだけで言えば間違いなくグリーンウッドが一番高いでしょう。

グリーンウッドが引き寄せた勝ち点1と言えます。

②攻撃キーマンの不調

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2つ目は攻撃のキーマン、ブルーノとラッシュフォードの不調です。

試合の入りは悪くなく、むしろハマーズはリトリートしてくれていたのでポゼッションで押し込んで崩せそうな匂いもしていましたが、時間の経過とともに動きが重くなりプレー精度が落ちてきます。

ブルーノのパス精度は82%で、最近の70%台よりは良かったですが、ここぞという時のパスはほとんど繋がっていない印象。受け手ともイメージが合っていないこともあり、本人もフラストレーションを貯めていましたね。もうこれは疲労が原因なので後半は思い切ってマタなりリンガードなりと代えて欲しかったですが、控えに信頼がないんでしょうね...。

ラッシュフォードは悪いクセが出ていました。自分でなんとかしようとし過ぎ。ドリブルは最多の9回仕掛けていますが、成功は3回のみ。パスも相手に引っかかっるシーンが目立ちました。サウサンプトン戦では復調したかに思われましたが、パフォーマンスは下降気味。ラッシュフォードも再開後全試合に出場しており、こちらも疲労が関係していると思われます。

あとラッシュフォードの場合は後半、ウィリアムズをフォローするために守備に戻る事が多くなりました。前へ出るのに長い距離を移動する必要があり、より疲労が溜まることにもなりましたね。

③ハマーズのシステム変更

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3つ目はハマーズのシステム変更です。

スターティング・フォーメーションこそ4-2-3-1でしたが、15分過ぎからは4-1-4-1に可変しています。ライスがワンボランチで残り、ソウチェクが一列前にあがり空中戦と対マティッチ担当になります。

開始15分までユナイテッドがボールを持てたのはこの為で、ハマーズはブロックを敷いてリトリートしていたので押し込むことができました。しかし可変してからは第1プレスラインの枚数が増えたため、ポグバのポジションを上げにくくなり、攻撃に厚みを持たせることができなくなっていきます。

後半確かにユナイテッドの楔のパスが入りやすくなりますが、これはライス1枚なのでライン間にはスペースがあったためです。しかし中央を閉じたバックラインとネガトラも鋭く、ノーブルを始め中盤の戻りも速かったためこじ開けることができませんでした。

ユナイテッド時代の戦術クロスだったモイーズと同一人物とは思えないほど、タクティカルな戦いをしてきたウェスト・ハム。同点にされてからも勝ち点1で残留確実には十分だったのでモチベーションは落ちず。全員がしっかり自分の仕事をこなし残留を勝ち取りました。

④プランBの欠如

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4つ目はスールシャール監督のプランBの欠如です。

スールシャールは上手くいかない試合でも基本的に戦術的な修正をするというよりは、選手の精神力に賭ける戦い方をする監督ですが、今のユナイテッドの選手たちは精神力だけでどうこうできるだけの体力がありません(笑)。

交代枠も2つしか使わなったです。そのうち1つはフォス=メンサーに代えてワン=ビサカというRB同士の交代で、攻撃のカードは85分のイガロのみです。前線の4人に対する監督の信頼感は半端ないです(笑)。

逆に勝っているときには5枚代えを行ったり、大胆な交代策に打って出ます。つまりは得点を取るにはマルシャル、ラッシュフォード、グリーンウッド、ブルーノの4人が最良なので、最初からこの4人をスタメンで使い、もし得点が取れなければそれ以上の選択肢はないという事です...。(この4人を代えるという事はスールシャールの中では得点の可能性を少なくすることでしかないのです。)

さらにハマーズ戦に関して言えば、ドローでもOKだったので守備の選手を1枚下げて攻撃の枚数を増やすなど、攻守のバランスも崩してまで点を取りに行く試合でもなかったということでしょう。

ただそれならそれで疲労面に配慮した交代だけでもしてほしかったですね。

⑤ドローは勝利と同じ

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5つ目のポイントはハマーズ戦は勝っても、引き分けでも良いという前提だったという事です。

ユナイテッドのハマーズ戦の試合前に37節を戦ったレスターはスパーズに3-0で敗れていました。この時点でレスターとユナイテッドは勝ち点62で並んでいて、得失点差でも28で同じでしたが、総得点がレスター67に対してユナイテッドが63でレスターの方が多かったため、レスターが4位という状況でした。

仮にハマーズ戦に勝てば勝ち点65になり3位にますが、最終節でレスターと直接対決になるので、レスター戦には引き分けか勝利が必要になります。

そして今回のようにハマーズ戦ドローの場合でも、レスター戦には引き分けか勝ちが必要で、つまりは、ハマーズ戦では引き分けようが勝とうがどちらでも同じだったという事です。

スールシャール監督は「ハーフタイムの時点では、我々が望む結果が得られる展開ではなかった。ドロー、あるいは1-0か2-0での勝利であれば、我々の状況はそれほど変わらない。だからそこに向けて集中する必要があった。」

と試合後語っているように、恐らくハーフタイム、もしくは試合前にそのことを選手にも伝えていたはずです。ドローに追いついた時点である程度選手のモチベーションに変化があったことは想像できますね。

👿まとめ

残留争いのハマーズはほぼ残留が見えている状況で、勝ち点1でも取れれば残留を確実にできる試合。方やユナイテッドも大勝でなければ勝ち点1でも3でも大差がない試合。両者にとって悪くないドローという結果なので目標は達成できたと言えます。しかしユナイテッドのパフォーマンスは明らかに低下しており、さらにスールシャール監督の戦術の幅の狭さが再度浮き彫りになった試合ともなりました。

確かに同点に追いついたメンタリティーは称賛に価しますが、正直レスター戦が不安でもあります...。ユナイテッドは中3日でレスター戦。レスターは中6日あります。ブルーノは後半完全に足が止まっていました。上にも書きましたがもう少し疲労に配慮した采配を取ってほしかったです。

ウィリアムズのパフォーマンスポグバのハンドには批判があったりもしているようです。ウィリアムズは確かにボーウェンとのマッチアップで苦戦しましたが、個人的にはボーウェンのプレーに驚きの方が大きかったです。かなり良かったですよね?ウィリアムズはいきなり19歳で何でもできる訳ないので、この経験を次に活かしていってほしいですね。ポグバはアレは手がでますね...。人間なら仕方ないですよ...。下写真のように全員ビビッてますからね(笑)。

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ユナイテッドvsハマーズ スタッツ

出典:プレミア公式

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試合結果

出典:ユナイテッド公式

チェルシーリバプールに5-3で敗れたため、37節終了時点でユナイテッドは3位に浮上!勝ち点63でチェルシーに並びましたが得失点差で3位に躍り出ました!

色々あった前代未聞の19-20シーズンも残すところ1試合です。チャンピオンズ・リーグ出場権の4位以内を掛けた戦いは最終節に決着を迎えます。ユナイテッドは

①レスター戦勝利or引き分け
②レスター戦負け&チェルシー負け

のどちらかで4位以内に入れます。

最終節は7月27日(月)0:00からキングパワー・スタジアムでのレスター・シティ戦。これで4位以内に入れなければ失敗のシーズンになります!サポーター一丸で応援しましょう!カモン!ユナイテッド!!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

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