マンチェスター・ユナイテッド大学

マンチェスターユナイテッド専門ブログ。試合結果や分析コラム、選手情報や移籍情報など。独自の目線で【赤い悪魔】の魅力をお伝えします!

マンチェスターユナイテッド大学

【20-21PL第13節】シェフィールド・U vsマンチェスター・U 勝利の立役者4人

[http://Embed from Getty Images :embed:cite]

こんにちはMasaユナイテッドです。

 

20-21プレミアリーグ第13節 アウェイ、ブラモール・レーンでシェフィールド・ユナイテッド(*以下ブレーズ)と対戦したマンチェスター・ユナイテッド。試合はまたしても開始5分でビルドアップのミスからブレーズに先制点を奪われる展開に。しかし慌てる事無く試合をコントロールし、26分にはラッシュフォードがゴール。33分にはマルシャルがゴールを上げ逆転に成功します。後半の51分にもカウンターからラッシュフォードが追加点を上げ突き放しますが、最後はシステムを変えフィジカル勝負に出たブレーズに押し込まれ、87分にはコーナーからマクゴールドリックに押し込まれ失点します。しかしそのまま逃げ切り2-3でマン・ユナイテッドが逆転勝利を飾っています。

試合の詳細はマンチェスター・ユナイテッド公式をご覧ください。

www.manutd.com

今回はこの試合の勝利の立役者4人を取り上げます!

以下項目です。

👿ラインアップ

f:id:masachesterutd:20201219171126p:plain

シェッフ・ユナイテッドvsマン・ユナイテッド ラインナップ

ベンチメンバー
ブレーズ:フェリプス、ジャギエルカ、オズボーン、ノーウッド、ブリュースター、シャープ、ムセ
ユナイテッド:デ・ヘア、ショー、フレッジ、マタ、マクトミネイ、ファン・デ・ベーク、ジェームズ

マーカス・ラッシュフォード

ここ最近の好調をブレーズ戦でもキープ。2ゴールをマークし逆転勝利に大きく貢献しました。統率の取れないブレーズの最終ライン裏のスペースを狙うというラッシュフォードには打ってつけの戦術だった事も活躍の大きな要因でしょう。1点目の外から回り込んでの中央裏へのランニングは素晴らしかったですし、2点目はカウンターからで最も得意な形でしたね。常にスペースへのアタックを狙うという姿勢がラッシュフォードの真骨頂。それが活きた試合となりました。

[http://Embed from Getty Images :embed:cite]

この試合2ゴール。シュートはマルシャルと共に最多の5本。ショット・クリエイション・アクションも4回を記録。ドリブルは5回試行し4回成功と攻撃面のスタッツは素晴らしいですが、守備面も印象的な数字を残しています。プレスは最多の13回地上デュエルは11回中7回勝利を記録し、左サイドの高い位置でインテンシティが高かったことが分かります。

これで今シーズン、公式戦20試合12ゴール4アシストとなったラッシュフォード。プレミアリーグでは5ゴール4アシストを記録。昨シーズンは17ゴールですが、内6点はPKによる得点でした。今シーズンはこのままいけばゴールもアシストも昨シーズン以上の数字が残せるかもしれません。昨シーズンにも増して自信と責任感が見られるラッシュフォード。頼もしいですね。

 

②ブルーノ・フェルナンデス

ブレーズ戦も攻撃面でタクトを振るったブルーノ。ゴール、アシストこそなかったですが随所にレベルの高いプレーを披露しました。ライン間で受けるというよりは広範囲にサイドや、ブレーズの中盤前にポジションを取り、そこから視野の広さで長目のパスを出すプレーが多く見られました。ライン間に人を置かない事で、ブレーズのブロックを前へ吊り出し、ディフェンスライン裏にスペースを作るという作戦は、特に前半効果的でした。80分にファン・デ・ベークと交代。連戦に備えています。

[http://Embed from Getty Images :embed:cite]

ショット・クリエイション・アクションは最多の6回アタッキングサードでのパスは最多の25本を記録。特徴的なのは30ヤード以上のロングパスを13本放っている事。これはチーム内でポグバ、マグワイア、テレスに次ぐ数字で、ブレーズ戦では長いパスでチャンスメイクしようとしていたことがよくわかります。

ブルーノ依存が問題視させるほど好調を続けるブルーノですが、このレベルがもはやブルーノの平常運転なんでしょうね。スポルティング時代も毎シーズン、コンスタントな成績を残しており、非常に波の少ない選手だと言えます。その要因は、試合の中で常に最適なポジションを見つけられるインテリジェンスの高さによると思います。前回のシティ戦と今回のブレーズ戦のポジショニングの違いを見ても分かるように、試合によって動きを変えられることはブルーノ大きな武器です。

 

ポール・ポグバ

相変わらず去就問題で騒がしいポグバですが、ウェスト・ハム戦、シティ戦に続いて先発起用のチャンスを与えられました。本当にユナイテッドにコミットしているのか試される試合でもありましたね。記録上はアシストはついていませんが、逆転ゴールとなるマルシャルへの素晴らしいパスと3点目の起点となるルーレットを見せたポグバ。ブレーズの裏を狙う戦術において、深い位置からのポグバのパスは大きなカギとなりましたね。

[http://Embed from Getty Images :embed:cite]

キーパス2回ビッグチャンス・クリエイト1回。ショット・クリエイション・アクションは4回を記録。ボールタッチはテレスに次ぐ2位の85回。アタッキング・サードでのパスはブルーノに次ぐ2位の15本ロングパスは最多の18本を放っており、攻撃面においてポグバの存在が大きかったことが伺えます。マクトミネイやフレッジでは攻撃面でこのような数字は出せないのは明らかですし、ブレーズ戦にポグバをチョイスしたスールシャール監督は正しかったと思います。

攻撃面は素晴らしかったポグバですが、やはり自陣でのボールの持ち過ぎを狙われるシーンが数回ありました。以前はフィジカルの強さを活かしての変態的な(笑)ボールキープが売りでしたが、もはやそれが出来なくなっている事にそろそろ気づくべきです。それよりもシンプルに視野の広さを活かしたパス出しをする方が現在のポグバには合っていますし、相手にとっても脅威でしょう。ポグバのユナイテッドでの役割は変化を求められています。

 

④ビクトル・リンデロフ

ブレーズ戦見事な先制点のアシストを記録したリンデロフ。パス出しのタイミング、スピード、角度すべてが完ぺきなロングフィードでした。以前からロングパスの精度は良いはずだと言われて、ユナイテッドで4シーズン目を迎えるリンデロフですが(笑)、ついにユナイテッドでもその能力を見せてくれました。ブレーズの2トップ、マクゴールドリックとバークのフィジカル勝負に対して苦戦を強いられたリンデロフですが、ポグバのサポートが見込めない状況でも最後までよく戦ったことは評価できます。

[http://Embed from Getty Images :embed:cite]

アシスト1、キーパス1、パス成功率89%を記録。空中戦勝率66.7%とチーム最多の5回のタックルを繰り出しました。2失点目のマクゴールドリックへのヘディングでの対応は、前にいたマグワイアと共に何とかしてほしかった部分もありますが、それ以外は気持ちと集中力のよく見えた試合でした。

リーグ戦12試合のうち11試合でマグワイアとコンビを組むリンデロフ。慢性的な背中の痛みと、過密日程による疲労が心配されているのも事実です。バックアッパーのトゥアンゼベやバイリー、ずっと怪我で離脱しているロホやジョーンズを頼りにできないチーム事情に加えて今シーズンのリーグ戦12試合で19失点と多くなっている事もあり、冬の移籍市場でのCBの獲得も言及されていますが、リンデロフを休ませると守備陣のバランスが崩れそうで怖い部分はありますね...。リーズ戦、スールシャールはどうするでしょうか?

👿まとめ

またしても開始5分という、立ち上がりの時間帯に失点したユナイテッド。しかし、動揺することなく(もう慣れた...?)狙い通りの戦術で逆転勝利に繋げました。後半のフィジカルごりごりのブレーズの戦いは脅威であり、スールシャールが怒るほどタックルに次ぐタックルを仕掛けられ苦しみましたが、フォワード陣の質の高い3得点はどれも素晴らしかったですね。今回の記事では含みませんでしたが、マルシャルテレスのパフォーマンスも良かったと思います。マルシャルはプレミア今シーズン初ゴールとチャンスクリエイト最多の3回を記録しました。

5分の失点に関してはヘンダーソンの個人的なミスであって、チームとして破たんしたわけではないのですが、そもそもヘンダーソンは足元の技術の高いキーパーではありません。にも拘わらず、シティ戦同様の低い位置からのビルドアップを選択していた試合の入り方には少々疑問がありました。ましてや相手はフィジカルが売りのブレーズ。ビルドアップ戦術と選手選択のミスマッチが生んだ失点とも言えます。ヘンダーソンは能力の高いキーパーです。これに気を落とさずにデ・ヘアに勝負を挑んでほしいですね。

フィジカル勝負とセットプレーが売りのブレーズに対応するために、中盤を高さのあるマティッチとポグバのコンビにし、崩しでは連携面に不安のあるブレーズの最終ラインの裏への抜け出しをねらったスールシャール監督の選手選考と戦術がハマった試合となりました。

f:id:masachesterutd:20201219171139p:plain

シェフ・ユナイテッドvsマン・ユナイテッド スタッツ
出典:プレミアリーグ公式

f:id:masachesterutd:20201219171144p:plain

試合結果
出典:ユナイテッド公式

このように試合によって戦術を変化させるスールシャール・ユナイテッドの戦い方にマッチしているのがブルーノだと言えます。ブルーノの項でも書いたように試合の状況に応じて動きとプレー選択を変えられるのがブルーノの強みです。戦術が変わっても柔軟に自身のプレーを変える事ができるブルーノの存在が、今のユナイテッドの好調さを支える要素の一つなのは間違いないでしょう。

逆に言えば、そこまでプレーバリエーションが多くないファン・デ・ベークが適応に手間取っている理由はそこにあります。残り10分でのプレーとなったファン・デ・ベークはほとんどインパクトを残せませんでした(時間的にも厳しいですが...)。ファン・デ・ベークの能力は間違いないのですが、ブルーノの代役となるとハードルは非常に高くなります。現状ファン・デ・ベークがボックス近辺でフリーのポジションを取ってもパスを出してくれる選手がいません。限定的にはなりますが、やはりブルーノと一緒にプレーさせる方が適応は速いと思いますね。

今シーズンのアウェイ6戦全勝、全て逆転勝ちとなったユナイテッド。この結果6位に順位を上げ、1試合消化試合が少ないので潜在的には2位となっています。

次節は12月21日(月)1:30からオールド・トラッフォードでのリーズ・ユナイテッド。帰ってきたもう一つのライバルマッチ!この時を待っていた!カモン!ユナイテッド!!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

プライバシーポリシー お問い合わせ