マンチェスター・ユナイテッド大学

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【20-21ELラウンド16 2ndレグ】ACミランvsマンチェスター・ユナイテッド 勝利の立役者5人

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こんにちはMasaユナイテッドです。

 

ヨーロッパリーグ・ラウンド16・2ndレグ、アウェイ、サン・シーロACミランと対戦したユナイテッド。アウェイ・ゴールで優位に立つミランに対してユナイテッドは試合開始から積極的に仕掛ける姿勢を見せますが、徐々にミランがペースを掴みます。15分にはケシエのシュート。41分にはサーレマーケルスにシュートを打たれますが、ヘンダーソンがセーブ。後半になり、ポグバを投入したユナイテッドは48分、そのポグバが技ありのシュートを決めて先制に成功します。65分にはミランダロトとズラタン・イブラヒモビッチを投入して勝負に出ます。77分にはチャルハノールのクロスにそのズラタンが頭で合わせますが、ヘンダーソンが好セーブ!ゴールを割らせませんでした。試合は最後まで攻め続けたミランを、ユナイテッドはソリッドな守備で退けて0-1で勝利アグリゲイト・スコア1-2でユナイテッドが準々決勝に進出しています。

 

試合の詳細はユナイテッド公式をご覧下さい。

www.manutd.com

今回はこの試合の勝利の立役者5人を取り上げます。

以下項目です。

 👿ラインナップ

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ミランvsユナイテッド ラインナップ

ベンチメンバー
ミランアントニオ・ドンナルンマ、タタルシャヌ、ダロト、ガッビア、ディアス、トナーリ、トニン、ズラタン
ユナイテッド:グラント、デ・ヘア、テレス、ウィリアムズ、トゥアンゼベ、マティッチ、ファン・デ・ベーク、ポグバ、ディアロ

ポール・ポグバ

怪我のラッシュフォードに代わって後半開始からピッチに立ったポグバ。2月6日のプレミアリーグエバートン戦で負傷し離脱。約1ヶ月半振りに戦線に復帰しました。左のウィングとしてプレーしたポグバ。出場からわずか3分で値千金のゴールを挙げました。ゴール前の混戦からこぼれ球がポグバの元へ。これを冷静にゴール右上に決めています。

ゴールを挙げたことも素晴らしいですが、ポグバが入った瞬間にユナイテッド全体のクオリティが上がった事は注目すべき点です。瞬く間にチームに影響を与えた存在感は、ポグバの特異性を表しています。前半はミランがユナイテッドの右サイドにボールを集めるように誘導していたこともあり、ユナイテッドの左サイドはあまりボールが回ってきませんでした。しかし、ポグバの投入とともに左サイドが活性化。ポグバの緩急の効いたボール保持と、気の利いたプレス回避のパスはユナイテッドのボール回しをスムーズにしました。

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スタッツは

ゴール・・・1
ボールタッチ・・・46回
キーパス・・・2本
SCA・・・3回
地上デュエル・・・5/7
インターセプト・・・3回

と、攻守に貢献し、公式のMOMを獲得しています。年末年始のユナイテッドの首位奪還に大きく貢献したポグバ。ポグバの離脱後負けていないとはいえ、得点力不足に陥っている感は否めません。ブルーノのプレービジョンをチームとして活かしきれていない側面もあり、ポグバの復帰はこれからのシーズン終盤に間違いなく追い風になるでしょう。3月15日で28歳になったポグバ。契約延長、移籍の問題は解決されていませんが、チームにとって不可欠な存在であるのは間違いありません。

 

②ビクトル・リンデロフ

ミランとの1stレグは、スタメンをバイリーに譲ったリンデロフ。2ndレグはバイリーが負傷離脱したこともあり、リンデロフが先発しました。前半はカスティジェホに、後半は同胞でもあるズラタンマグワイアと共に対応。前半のケシエへのスライディング・タックルや、69分のケシエのシュートをブロックするなど、クリーンシートに貢献しています。被カウンターへの対応、ディレイさせる守備、ワン=ビサカの裏のスペースのカバーリングなど、随所に高いディフェンス能力を見せました。後半には、右サイドをボールを持って持ち上がるなどボール保持の場面でも気持ちの強さを見せています。

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スタッツは

パス成功率・・・93%(52/56)
クリア・・・5回
インターセプト・・・5回
シュートブロック・・・1回

エアリアル・バトルの貧弱さや、球際の迫力不足、スピード不足が指摘されることもあるリンデロフですが、「かゆいところに手が届く」守備は個人的にかなり評価しています。味方の素晴らしい守備対応を労う姿勢も好感が持てますし、カードを貰わない守備や、今回のミラン戦のように、前線からしっかりプレスが掛かっている状態でのリンデロフの守備対応は完璧だと思います。アグレッシブな守備はバイリーの方が上手ですが、リンデロフの「静」のディフェンスはチームに安定感を与えています

 

③ハリー・マグワイア

ブラック企業、(株)マンチェスター・ユナイテッドにて、今シーズンの43試合目3855分の出場となったマグワイア。本人は出場時間の多さを意に介していません。見ているこっちが心配になりますが、ここ数試合のパフォーマンスは上昇傾向。キャプテンとしての責任感、気持ちの強さが前面に出た試合が多くなっている印象を受けます。ミラン戦の1stレグで終了間際の失点を喫したユナイテッドですが、その悔しさを晴らすかのような2ndレグの堅守を披露しました。前半はカスティジェホの迎撃に出る役割を担ったマグワイア。後半ズラタンの投入後は空中戦で威力を発揮。元ユナイテッドのストライカーを抑える仕事を実行しました。

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スタッツは

パス成功率・・・91%(59/65)
クリア・・・5回
インターセプト・・・5回
空中戦・・・4/6
ロングパス・・・6/7

ミラン戦のマグワイアは高いロングパス精度をマークしています。マグワイアは主に左サイドのショーやラッシュフォードへのロングパスを試みる事が多いですが、ミラン戦は、フレッジが前へ出てメイテを押し込むことが多かったので、マグワイアは比較的フリーでボールを持てていました。それもあって高い精度になっていたと思います。

直近11試合でクリーンシート8試合、わずかに3失点しかしていないユナイテッドディフェンス。その中心はマグワイアが担っています。

 

フレッジ

ポグバの離脱以降、毎試合に出場しているフレッジですが、パフォーマンスに昨シーズン程の安定感がなく、特にプレミアの試合ではフィジカルで負けるシーンも目についています。しかし、ミランとの2ndレグは高いインテンシティを発揮。特に後半は前へプレスを掛けに出ていくことが多く、48分のポグバのゴールの起点となるボール奪取を見せました。FBREFのデータでは最多の23回のプレスを実行して9回奪取に成功しています(39.1%)。普段と違ってマクトミネイが下がり気味で、フレッジが前へ出ていたのは指示があったのか、ケシエの対応の為にマクトミネイが引き気味だったのかはわかりませんが、この2人は阿吽の呼吸ですね。

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スタッツは

ボールタッチ・・・94回(2位)
タックル・・・3回
ブロック・・・4回
地上デュエル・・・7/14
ロングパス・・・7/7
キーパス・・・1本

となっています。システム的に4-2-3-1同士だったので、2セントラルの所は数的優位になります。フレッジが積極的に前へ出たのはこの為でもありますが、ポグバが入ったことで、左サイドがミランにとって脅威になった事も大きかったと思います。フレッジは今回のパフォーマンスをプレミアでも見せて欲しいですね。

 

⑤ディーン・ヘンダーソン

1stレグでは終了間際に失点し、ヘンダーソンを責める声もありましたが、2ndレグはその声を払拭するパフォーマンスを披露。4つのセーブをマークしましたが、何といってもハイライトは77分のズラタンのヘッドをセーブしたシーン。正直やられたと思いましたが、圧巻のセービングでゴールを割らせませんでした。セービングもさることながら、ヘンダーソンスローが上手い!シティとのダービーでも、ヘンダーソンのスローからショーの得点が生まれましたが、ミラン戦もアディショナルタイムで見せたブルーノへのスローはすごかったですね。あれだけ飛距離が出るというのは相当肩が強いんでしょう。

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スタッツは

セーブ・・・4回
ボックス内シュートセーブ・・・2回
ゴールキック・・・5/5
キーパースロー・・・7/7

ゴールキックも全て成功させています。これで今シーズンのヘンダーソンクリーンシートは12試合目(18試合出場)となりました。最近来シーズンのゴールキーパー獲得報道が増えていますが、デ・ヘア退団となった場合はヘンダーソンにチャンスを与えてほしいですね。スコールズ

(正GKの座は)今やヘンダーソンのものだと思う。彼が奪い取ったんだ。ダビドがエバートン戦後もプレーし続けられたのはラッキーだったと思った。もっとうまくやり過ごせたはずのところでいくつかのエラーがあったと思う。明らかなミスじゃなかったが、私的にヘンダーソンの存在で少し信頼が置け、少しばかり安心できる

と語っています。3月末の代表戦に招集されたヘンダーソン間違いなくトップクラスのキーパーです。

👿まとめ

前半はお互いにソリッドな試合運びでしたが、後半はポグバの投入によりユナイテッドが勢いを増しました。ラッシュフォードは怪我をしての交代とのことですが、正直前半のラッシュフォードは全く覇気がありませんでしたし、ボールを受けても前を向くことが出来ていませんでした。ポグバが示したクオリティは素晴らしかったですが、後半はチーム全体でギアを上げて、前からプレスをハメに行ったのが試合のポイントとなったと思います。ジェームズ、グリーンウッド、ブルーノ、ポグバの前プレにフレッジ、マクトミネイの中盤も良く連携できていましたし、守備陣はそのおかげで慌てる事無くミランの攻撃に対応できていました。

相変わらず、攻撃陣は最小得点に終わっていて機能しているとは言えませんが、公式戦14試合無敗と結果が出ているのは朗報です。1stレグでアウェー・ゴールを与えての試合で精神的に難しい試合だったと思いますが、90分間良く集中していたと思います。

 

スタッツはこちら

www.uefa.com

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試合結果
出典:ユナイテッド公式

この結果ユナイテッドはEL準々決勝に進出。準々決勝はスペインのグラナダとの対戦となります。先日スールシャール監督は

リーグが私にとっての最も重要なもので、どれだけアップダウンに対処できたかを見ることのできるものだ。カップ戦ではトロフィーを勝ち取れるが、他の監督やクラブにとってそれを勝ち取ることがよりエゴになっている

 と発言していましたが、やっぱりここまで来たらタイトルが欲しいですね(笑)。グラナダは格下になりますが、こういった相手の方がユナイテッドはやりにくかったりします。しっかり準備して臨みたいですね。

次の試合は3月22日(月)キングパワー・スタジアムでのFAカップ準々決勝レスター・シティ。カモン!ユナイテッド!!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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