マンチェスター・ユナイテッド大学

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【20-21PL第37節】マンチェスター・ユナイテッドvsフラム 4つのトピックス

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こんにちはMasaユナイテッドです。

 

プレミアリーグ第37節、ホームで降格が決定しているフラムと対戦したユナイテッド。14ケ月振りに観客を入れての試合となりましたが、15分にカバーニの37メートルのループシュートが決まり、スタジアムは大歓声に包まれました。しかし、それ以降ユナイテッドはフラムを押し込みチャンスを作りますが、ゴールを決められないまま後半を迎えます。フラムも積極的なフットボールを展開。60分にはルックマンに決定的なシュートを打たれますが、デ・ヘアのファインセーブにより難を逃れます。しかし76分にブライアンにヘディングを決められて同点に。ユナイテッドはアマド、ファンデベークを投入して勝ちを狙いにいきますが決められず。ホーム最終節は1-1のドローとなりました。

試合の詳細はユナイテッド公式をご覧下さい。

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今回はこの試合を4つのトピックスで振り返ります。

以下項目です。

👿ラインナップ

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ユナイテッドvsフラム ラインナップ 第37節

ベンチメンバー
ユナイテッド:ヘンダーソン、テレス、バイリー、ウィリアムズ、マティッチ、マタ、ファン・デ・ベーク、ラッシュフォード、アマド
フラム:ロダク、アンデルセン、テテ、オドイ、ヘクター、アイナ、オノマ、ロフタス=チーク、マヤ

 

①有観客試合

ユナイテッドが最後にホームの観客の前でプレーしたのは19-20シーズンのプレミアリーグ第30節のオールド・トラッフォードでのシティ戦でした。あれから14ケ月が経ち、ついに夢の劇場にファンが戻ってきました。約1万人のファンがスタジアムに入場し試合を観戦。声援を送りました。

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良いプレーや、気持ちの入ったプレーに対して拍手やチャントが鳴り響く光景は、正にフットボールが帰ってきた」という印象で、感動すら覚えました。テレビ越しで見ていただけですが、やはり今までの無観客での試合は、重要な要素が欠けていた事を実感させてくれました。

*スタジアムの様子はこちらから!

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その影響は間違いなく選手にも伝播。スールシャール監督は試合後

素晴らしい。ここに来ると、活気やエネルギー、チャントを聞くことができる。選手たちも本当に感謝していると思う。気合が入り過ぎていた部分もあったかもしれない。あまりにもルーズで、目立つフリックやバックヒールをやりたがっていたように思う。必要のないトリックだ。残念だったが、気持ちはわかる。彼らは観客に楽しい一日を過ごしてほしいと思っていたんだ。
引用元:ユナイテッド公式

とコメントしていますが、ボールを奪い返す姿勢や、積極的に前へ出ようとする姿勢などに、チーム全体のモチベーションの高さが伺えました。ブルーノはいつもよりイライラする事が少なかったですし、デ・ヘアやショー、フレッジ、グリーンウッドなどは、いつにも増して気合いが入っていた様に見えました。

オーレがいう様に、逆に気合いが入り過ぎて空回りしたというのも否定できないところはあります笑。何度かあったチャンスを物にできなかったのはファンにとっても選手にとっても悔やまれます。久々の有観客試合を勝利で飾りたかったですね。

 

カバーニのスーパーゴール

前半15分、デ・ヘアの縦パスをブルーノがフリックし、カバーニが37メートルの距離から決めたスーパーゴール。あのゴールが決まった瞬間のスタジアムの雰囲気は最高でしたね。

DAZN解説のベンさんも興奮した様子でしたが、久しぶりに観客が入った試合でのあのスーパーゴールは鳥肌ものでした!

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先日ユナイテッドとの契約延長にサインしたカバーニですが、この試合が加入後、ファンの前でプレーした最初の機会となりました。契約延長に際してスールシャール監督は、

オールド・トラフォードはファンがいる時では違う場所であると彼とは約束している。彼にはその雰囲気を味わう必要がある。

と言っていましたが、フラム戦でカバーニはその雰囲気を味わいました。まだ1万人だけですが、来シーズン、満員のオールドトラッフォードも是非味わって欲しいですね。

そんな素晴らしいゴールでしたが、ブルーノが触ったかどうかは微妙です。(触っていなければオフサイド)本人のコメントからは触っていない感が出ていますが…。まぁ映像でハッキリ捉えられていないのであれば、ジャッジが正当化されますし、ある意味これも有観客におけるホームアドバンテージということにしておきましょう(笑)。

このゴールによりカバーニ(34歳93日)は、2016年12月のイブラヒモビッチ(35歳75日)に次いで、ユナイテッドでプレミア10ゴールを達成した2番目に高齢の選手となりました。

カバーニは、非ヨーロッパ選手としてユナイテッドでプレミアの1シーズンで10ゴール以上を記録したことになりますが、これは12-13シーズンのチチャリート以来となるそうです。

今シーズン公式戦16ゴールとなったカバーニ。好調を維持しています。

 

マグワイア不在の影響

自力で2位を確保するためにも、そして集まったファンの為にも勝ちたかったユナイテッドでしたが、後半にフラムに追いつかれてドローに終わっています。ヴィラ戦の勝利以降、レスター、リバプールと連敗を喫しているユナイテッド。中1日という過密日程による、ローテーションとコンディションの影響もありますが、ディフェンス面がパッとしないのも確か。そしてそれにはマグワイアの不在がとても大きく影響しています。

リンデロフ、バイリー。もしくはリンデロフとトゥアンゼベがコンビを組むCBですが、どちらのコンビもパワー不足は否めません。ビルドアップの場面でも、プレスを回避するのに手こずるシーンが目立ちます。フラムの積極的な前プレに手を焼いていましたが、狙われている中盤センターを飛び越えるパス出しを、マグワイア以外できない事も影響しているように思います。フレッジとマクトミネイの、ボール保持時の「粗」が目立っているのは、間接的にマグワイア不在が影響している可能性があるかもしれませんね。

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失点シーン関しては、CBに問題があった訳ではありません。クロスに対するファーサイドの対応はこれまでも何度も指摘されており、未だに解決策が練られていない事に問題があります。しかし、吊り出されたフレッジの裏のスペースに入り込んだアンギサへの対応(トゥアンゼベが対応)が、仮にマグワイアならもっとタイトに寄せていたかもしれません。

マグワイア不在の時こそ、頼りにしたいリンデロフでしたが、38分のフラムのカウンターの場面、ファビオ・カルバーリョとの競り合いに敢え無く敗れ、決定的なシュートを打たれました。あそこは絶対に止めなければならない場面でした。リンデロフのウィーク・ポイントを露呈したシーンで、同サイドに守備力の高いマクトミネイとワン=ビサカが不可欠な理由を表しています。

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トゥアンゼベもリンデロフも、そしてバイリーも個人で見れば決して能力の低いディフェンダーではありません。しかし、ユニットになった時に、リーダーシップを取れるマグワイアの存在が彼らのプレーに落ち着きをもたらしているとも言えます。さらにマグワイアがもたらす中盤センターへの影響も少なくないと思います。EL決勝は恐らくマグワイアは間に合わないでしょう。間に合っても、万全には程遠いコンディションだと思います。リンデロフとバイリーがコンビを組む可能性が高いですが、それと同じぐらい中盤センターに誰を起用するのかも、大きな問題だと思います。

 

④リーグ2位確定

 1-1のドローという結果に終わったフラム戦でしたが、勝ち点1は獲得したことになりました。ユナイテッドの試合後に、3位レスターと4位チェルシーの直接対決があり、4位のチェルシーが勝ったため、ユナイテッドの2位が確定しました。本来ならフラムに勝って自力での2位を気持ちよく決めたかったところですが、19-20シーズンの3位から1つ上げて2位でフィニッシュできた事は評価できるでしょう。

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37試合を終えて20勝11分6敗。総得点71総失点43。勝ち数はリーグ2位、負け数は最小タイですが、引き分けが3番目に多い数字です。また得点数は2位ですが、失点は5位となっていて失点の多さが今シーズンの特徴となっています。昨シーズンの66得点36失点と比較すると、得点力が上がって守備力が下がったように見えますが、今シーズンは大量得点、大量失点試合もあり、単純な比較はあまり意味がないかもしれません。シーズンの細かい振り返りは、シーズンオフに行いたいと思います。

2位を確定できたユナイテッドは、リーグ最終節のウルブス戦に主力を温存することが可能になりました。24日(日)にウルブスと対戦した後、中2日でEL決勝ビジャレアル戦(ビジャレアルは中3日)を戦う事になります。主力選手は休ませて、U-23の選手を起用する可能性もあります。ショレティレやフィッシュ、エランガ、ハンニバルなどはチャンスがくるかもしれませんね。

 

👿まとめ

3-4-2-1という表記のフラムのフォーメーションでしたが、目まぐるしく人が動き、ポジションを変えていく可変システムで、もはやシステムが不明でした(笑)。ユナイテッドにしても、これに対応するのが難しかったところも見受けられ、失点シーンなどはマークがずれていった結果、大外のブライアンがフリーになっていました。カオスをもたらすフラムに対して、ユナイテッドはインテンシティ高く、ボールを奪う意識も高く、気合も入っていましたが、逆に有観客で浮足立った感もあり、プレーの細かなところが雑になっていたようにも見えました。

フラムのキーパー、アレオラの好セーブもありましたが、6分のポグバのヘッドや、26分のブルーノのミドル、74分のグリーンウッドのシュートは決まっていてもおかしくなかっただけに悔やまれるドローという結果です。カバーニの素晴らしいゴールで先制しましたが、決定機の数でいうとフラムが2、ユナイテッドが1とフラムが上回っています。降格が決まっているにも関わらず、フラムの積極的な姿勢は素晴らしかった一方で、ユナイテッドはEL決勝へ向けて課題も見え、しっかりフォームを上げていく必要がある事を思い知らされる試合でもありました。

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ユナイテッドvsフラム スタッツ 第37節
出典:プレミアリーグ公式

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試合結果 第37節
出典:ユナイテッド公式

20-21シーズン プレミアリーグ、ユナイテッドは2位が確定。観客も戻ってきて来シーズンの戦いが既に待ち遠しいですが、まずは最終節ウルブス戦でしっかりシーズンを締めて、EL優勝、16-17シーズン以来のタイトル獲得で有終の美を飾りたいですね。

次節はモリニュー・スタジアムでのウルブス戦。5月24日(月)0:00キックオフ。カモン!ユナイテッド!!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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