マンチェスター・ユナイテッド大学

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【21-22夏の移籍情報】キーラン・トリッピアー獲得の可能性【マンチェスター・ユナイテッド】

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こんにちはMasaユナイテッドです。

 

21-22シーズン夏の移籍情報 今回は、再三獲得報道が出ているアトレティコ・マドリー所属右サイドバック、キーラン・トリッピアーを取り上げます。最新のイングランド方面の報道では獲得が近いと言われているトリッピアー。

*ソースはこちら

www.90min.com

移籍の可能性はどのぐらいあるのか?

ユナイテッドが獲得を目指す理由は何なのか?

などをトリッピアーのプロフィールも参考にしながら紐解いていきたいと思います!

以下項目です。

①獲得の可能性

2019年夏、トリッピアーがスパーズからアトレティコへ移籍した当時もユナイテッドは獲得に興味を持っていました。しかし、トリッピアー自身は海外での新たな挑戦と、シメオネ監督の存在が決め手となりスペインへ移籍。当初は2022年までの3年契約での加入でした。

昨シーズン、ラ・リーガ・チャンピオンとなったアトレティコ28試合6アシストをマーク。賭博規定違反により10試合の出場停止処分を受けましたが、それ以外は全試合でプレー。優勝に大きく貢献しました。そのクラブでの活躍を受けて、ユーロ2020イングランド代表にも召集。準優勝に輝いたイングランド代表で5試合でプレーしたのは記憶に新しいですね。

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ユナイテッドはトリッピアーを今夏の移籍市場の主要ターゲットの1人としており、市場のオープンと共に動きを見せています。6月初め、トリッピアーは母国復帰を希望し、マンチェスターで家を探しているという英紙の報道を皮切りに、ユナイテッドは1000万£のオファーをアトレティコに提示。これをアトレティコは断ったと報じられました。アトレティコの要求額は3400万£。この時点では金額にかなりの開きがありました。

ユーロ期間中も、トリッピアー獲得報道は連日のように出ており、サンチョ、ヴァランの獲得交渉を進める一方で、トリッピアーにも関心を示し続けました。ユーロが終了し、クラブのプレシーズンが始動した7月半ば、「90min」やその他の報道によると、トリッピアーに近い関係者が、休暇明けの7月下旬にユナイテッドのプレーヤーになる事に、代理人と原則合意に達している事を明かしたそうです。アトレティコとも2000万£ほどで合意に達していると...。ちなみにこの報道の少し前に同じ「90min」では、アトレティコはリンガードに興味を持っていて、トリッピアーとのトレードの可能性も報じていました。トリッピアーの契約期間は曖昧で、2023年まで延長しているという説と、2022年で切れるという説があります。ユナイテッド側は2022年と確認していて、この為に移籍を推し進められると考えているようです。

*ソースはこちら

www.90min.com

さらに一部報道では、ユナイテッドは来週(7月19日~の週)ディフェンダー2名と契約を結ぶとも報じられています。言うまでもなくヴァランとトリッピアーです。かつてないほど獲得に近づいている印象を受けますが、スペイン方面の報道(AS)では、アトレティコはトリッピアー売却に消極的だという記事と、年棒に不満のあるトリッピアー側の情報操作だというものもあります。選手本人は休暇中ですが、トリッピアーとヴァランのエージェント会社は同一。代理人とは何らかの話し合いがなされている可能性は高そうです。

 

②プロフィールとユナイテッドとの繋がり

キーラン・トリッピアー
現所属:アトレティコ・マドリー
国籍:イングランド
年齢:30歳
身長:173cm
20-21成績(ラ・リーガ):28試合6A
市場価値:20M€
現契約:6/30/2023*2022年までとする説もあり

トリッピアー獲得報道の説得力を挙げている要因の一つに、彼のプロフィールがあります。1990年9月19日、グレーター・マンチェスターベリーで生まれたキーラン・トリッピアー。ベリーは2人の偉大なサッカー選手の出身地でもあります。ガリーとフィルのネビル兄弟です。小さい頃から家の外の芝生でサッカーを始めたキーランはすぐにサッカーの才能を見せ始めます。地元のシードフィールドでプレーしていた8歳の頃にユナイテッドのスカウトに発見されますが、トリッピアーが選んだのは友達のいたシティの方でした。トリッピアー家は全員ユナイテッドサポーターだったので、両親はガッカリしたそうですが、無理強いはしませんでした。

シティのユースで中盤から右サイドバックにコンバートされ才能が開花。ちなみに当時のトリッピアーの憧れの選手はデイビッド・ベッカムベッカムフリーキックをひたすら真似していたそうです。2007年にはシティと最初のプロ契約を結び、2007-2008シーズンのFAユースカップ優勝メンバーになります。ただ、シティでトップチーム昇格は難しく、翌シーズン終盤からチャンピオンシップのバーンズリーへローン移籍します。10-11シーズンにはトータル41試合に出場し、年間最優秀若手選手賞を受賞します。

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11-12シーズンから3年間はチャンピオンシップのバーンリーでプレー(2012年1月シティから完全移籍)。主力としてプレーし、1年目はクラブ年間最優秀選手、2年目、3年目にはチャンピオンシップPFAチーム・オブ・ザ・イヤーに選出。2年目にはクラブのプレミア昇格に大きく貢献しました。

14-15シーズンにはトッテナムと5年契約を結び、最初はカイル・ウォーカーの控えとしてスタートします。ウォーカー退団後は徐々の出番を増やしていき17-18シーズンにはプレミア24試合に出場。CLにも3試合に出場しています。翌18-19シーズンはスパーズでのハイライトシーズンに。CL決勝に進出。決勝でリバプールに敗れますがトリッピアーにとっても大きな経験となりました。

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守備面でのイージー・ミスなどもあり、19-20シーズンはスパーズで構想外に。新天地をスペインに求めました。2019年7月に2170万£の移籍金でアトレティコ・マドリーに加入します。3年契約でした(1年延長オプション行使したか不明)。シメオネ監督の指導を受け、守備面を向上させたトリッピアーは主力としてプレー。2シーズントータル68試合に出場し11アシストを記録し、20-21シーズンには7シーズン振りのリーグ優勝に貢献しました。

イングランド代表には2017年6月にフランスとの親善試合でデビュー。2018ロシアワールドカップでは準決勝のクロアチア戦で直接FKを決めますが、試合は敗れ敗退しました。そして今年のユーロ2020。決勝のイタリア戦ではショーの先制点をアシストしましたが、試合には敗れ準優勝に終わった事は記憶に新しいですね。

以上がトリッピアーのプロフィールですが、家族がユナイテッドサポーターだということ、ベッカムに憧れていたことなどもあり、ユナイテッドに加入する事を望んでいると報じられています。さらに奥さんのシャーロットさんは、ショーやマグワイアの奥さんとも親交があることもユナイテッド移籍を後押ししていると書かれています。すでにマンチェスターで家探しを始めていると報じられるトリッピアーですが、本人の移籍希望を裏付ける根拠もいくつかあるという事ですね。

 

③トリッピアーに拘る理由

ユナイテッドが、これほど執拗にトリッピアーを追いかける理由は何なのでしょう?ここでは3点紹介したと思います。

まず1つ目はワン=ビサカの成長促進と攻撃オプションの増加です。

 ユナイテッドの右サイドバックの絶対的なレギュラーはワン=ビサカです。昨シーズンは公式戦54試合に出場し、替えの効かない選手の1人となりました。しかしながら、改善が見られるとはいえ攻撃面での貢献に物足りなさが残っているのも確か。トリッピアーのクロス精度、プレースキック精度はワン=ビサカにはない攻撃オプションをもたらします。現在23歳のワン=ビサカは成長著しいですが、昨シーズン、アレックス・テレスの獲得が刺激となり、ルーク・ショーが大きく成長しましたような効果をトリッピアー獲得でもたらしたい、という思惑もあります。

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さらにトリッピアーの経験。9月で31歳になるトリッピアーはメガクラブでのプレー経験(トップチームでの経験)こそありませんが、プレミア昇格からチャンピオンズリーグ準優勝、さらにはラ・リーガ制覇、ユーロ準優勝と様々なレベルの経験が豊富です。この経験がユナイテッドが求める要素でもあります。若いチームにあって、ピッチ内外でリーダーシップを取れる選手は大いに越したことはありません。マタやマティッチやデ・ヘアなど在籍歴も長い30オーバーの選手はいますが、昨シーズンのカバーニのように、外の経験をユナイテッドに持ち込み、チームのレベルを上げてくれることをトリッピアーにも期待できます。ユナイテッドが、トリッピアー以外の若手のターゲット、例えばノリッジのマックス・アーロンズやPSVのオランダ代表で注目されたデンゼル・ダンフリースなどに向かわない理由がこの経験値だと思います。

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最後に、トリッピアーのポリバレント。右サイドバックだけでなく、左も左右のウィングバックもこなせるのもトリッピアーの強み。左はショー、テレス体制により盤石ではあるものの、2人ともに離脱するという緊急事態がないわけではありません(テレスにローン移籍の報道もありますが、個人的には残すと思います)。そういった時にもトリッピアーの存在は頼りになりますし、その気があればの話ですが、3バックシステムへのトライも可能です。MENなどはトリッピアーを右WBに置き、ワン=ビサカを右CBに置く3バックを勧めていました。できるかどうかはさて置き、トリッピアーのポリバレント性能がユナイテッドの戦術的柔軟性を上げることも見込めると思います。

 

👿まとめ

スールシャール監督は、ワン=ビサカの成長を阻害しないで負担を軽減でき、高い攻撃性能でチーム力アップが見込めるトリッピアーを理想の補強ターゲットと見なしています。中でも、そのプレースキックは現スカッドにはない武器。昨シーズンのテレスはそこが期待されましたが、イマイチ期待されたような精度を見せられませんでした。そして、長年の課題である右サイドの攻撃活性化という点で、サンチョとトリッピアーの獲得はこの課題を一気に解決する有効打となるでしょう。

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獲得報道が熱を帯びる一方で、冷静に見るとアトレティコは生粋のサイドバックがトリッピアー、ヴルサリコ、アリアスの3人ですが、ヴルサリコとアリアスも退団が既定路線とか...。トリッピアーを放出するのであれば後釜の確保が急務となります。そこの目途が立たないうちは放出にGOサインが出ないのではないかと思います。なお噂に上がっているのはアーセナルのベジェリンのようです(インテル移籍が濃厚のようですが…)。

現在は本人の移籍願望と、ユナイテッドのトリッピアーに対する強い執着が報道に拍車を掛けている段階に見えます。個人合意はしていてもクラブ間合意はまだなのでは?と思います。ユナイテッドは、今シーズン、トリッピアー獲得が叶わないのであれば、補強はせずにダロトをチームに残すという選択をすると思われます。

それだけ強い拘りを見せるトリッピアーは、果たしてユナイテッドにやってくるのか。今後の動きに注目しましょう!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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